非鉄金属は国内でほとんど採掘されないことから、非鉄金属メーカーはそのほとんどを輸入、それを精錬して、電線や乾電池極板、電子機器の材料などとして提供するのが中心である。鉱山開発から手がけているところもあれば、アルミ缶やサッシといった製品加工の専業もある。金地金や金貨などの販売を行っていたりもする。この業界の大きな特徴は、原料の鉱石や地金はもとより、電線や伸銅品といった製品まで、LME(ロンドン金属取引所)の相場に連動して取引価格が決まること。国際商品ゆえに為替相場に大きく影響される。国際的競争も激しく、よくM&Aが行なわれている。用途が多いアルミだが、日本のアルミ製錬業は電力コストの高さから海外企業との競争に敗れ撤退。米国に次ぐ消費国として年間に消費する約250万tのほぼ全量を輸入している。