「予告広告を出す際は本広告をいつ出すかを明記する必要があるのですが、当初予定していた時期になっても本広告が出ない物件があります。しかも突然、本広告が出たと思うと『即日完売』になる。なかには本広告が土曜日に出て、その日の午後に抽選している物件もありました。これではすでに見込み客が集まっているのは明らかです」(専門家)つまり、よほどの物件以外は時間さえかければ即日完売が演出できるわけだ。また、「第一期」「第二期」という期分け区分があるが、それぞれの販売開始ごとに「予告広告」「本広告」が打てるため、このカラクリで「第一期即日完売」を演出すれば、次の広告には「第一期即日完売」と大々的にアピールできるわけだ。
[参考サイト]
> 鹿児島市電唐湊線(天文館通)の新築マンション
> 白山の賃貸
> 仙川の賃貸
> 南福岡の賃貸
> JR山手線(上野)の新築マンション
なかには本当に人気があり即日完売した物件があるかもしれないが、即日完売=人気物件=逃すと損をする、と鵜呑みにしないように気をつけよう。こうした「予告広告」といった規定は、不動産業界の自主ルール「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づいている。「予告広告」でいえば「新発売」という用語が使えないことも「不動産の表示に関する公正競争規約」で決められている。「『新発売』は初めて購入の申込みの勧誘を行う際に用いることができ、まだ、申込み受付を開始していない『予告広告』では使えません。その代わりに『新発表』という紛らわしい言葉が使われています。また、竣工後1年以上経過した。新古マンションでも、『新発表』は使えます。『新発表』という用語はとくに規制されていないので好き勝手に使われているようです。このあたりの事情を知らない消費者を煙に巻こうとしているのは、誠実な企業姿勢とはいえません」