部屋がかなり広ければ別ですが、四角い部屋に丸い家具は難しいものです。それより、部屋の角にきちんと収まる家具のほうが、ずっとすっきりして見えます。「好き」なものを集めれば「快適に暮らせる」わけではありません。「好き」でなく、まず「快適さ」から入るべきです。これはとても大切なことです。「好き」の気持ちを抑えて「快適さ」を優先させてみたら心地よかった、というようなことがあるに違いありません。例えば若い女性が大好きなラブチェアーなどは悪い例の最たるもの。
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つい「可愛い!」と夢中になって買ってしまいがちですが、あれほど座り心地の悪いものはありません。恋人とふたりで座るには窮屈だし、ひとりでも寝転ぶことさえできません。食器選びも同じです。狭い食器棚ならば、それに合わせて重ねて収納できるものを揃えるべきなのに、つい可愛さに魅かれ、丸みを帯びたかさばるものを選んでしまいがちです。こういうものは重ねてもかさばり、食器棚から溢れてしまうことになるのです。「快適ライフ」とは、小さな食器棚ならばそれに合わせてどうしたらいいかを考えることから始まります。まず、快適さを優先して、そのあと余裕があったら、また好きなものを揃えていけばいいのです。