インテリア購入時に心がけていることがあります。それはあまりにも個性の強すぎる物は避けていくということです。インテリア雑誌が好きで、よく読んでいますが、長年購読していくとファッションと同じで流行はやっぱりあります。家具や雑貨類等の好みにおいて自分に確固たる信念を持っていれば別でしょうが、やはり多少流行に左右されることはあります。そうなると気に入らなくなってくる家具も増えてくるものです。そして結局買い
使いまわしの出来るインテリア... の続きを読む
立地条件に触れておきましょう。やはり、一番いいのは、駅前に商店街があって、その商店街を抜けると静かな住宅街があり、その住宅街にアパートかおるというのが理想でしょう。生活に必要なものはその住宅街でひとまずそろいますし、仕事や学校からの帰りに、用をすますこともできます。駅前に商店街がないと、非常に不便ですし、街自体が寂しい感じがします。また、住宅街と商店街の区別がほとんどないところは、何かしら雑然とし
絶対に避けたい線路沿い、あって得する商店街... の続きを読む
現在、シェア居住が注目されている理由は大きく次の七つに分けられる。(1)敷金・礼金がなくデポジット制(入居する際に運営事業者に預ける保証金)による経済性。(2)ホームページでの入居者募集により不動産探しなどの無駄な時間の節約。(3)一カ月からの契約期間により自分のライフスタイルに合わせた多様な住まいの経験が可能。(4)家具や家電煩などの備品があることによる合理性(主にゲストハウスの場合に該当)。(
シェア居住が注目されている理由... の続きを読む
入居初期費用の貸付と公的な入居保証の整備は、「住まい連」をはじめ多くの所から要求が出され、対応が迫られていたもので、大きな前進である。しかし、同種の事業が東京都で二〇〇八年度に実施に移されたが、大きな問題を抱えている。「住居喪失不安定就労者」は低収入であるだけでなく、債務(一〇〇万円以上の債務が四割)を抱えており、貸付の対象から除外されてしまうこと、入居保証にも至らないケースが多い事情にある。東京
「チャレンジネット事業」が抱える大きな問題とは... の続きを読む
社長は、大工の腕を存分にふるえないような材木を納品する岡部材木に対して、ひと言文句を言いたかったのだろう。クリだけではなく、サワグルミだのオオバカエデなどの、それも素性のわからない雑木を山のように渡され、思うような仕上げもできず、納期が遅れてしまったという無念さがあったのだろう。だが、社長としてみれば、岡部材木を運営していく中で、ギリギリのところで精一杯の材を集めたという自負があった。けっしてベス
大工側と材木屋側、双方とももっともな言い分... の続きを読む
マンションの設計料率(工事費に対する割合)は現在、他の建築物に比べて半分程度しかなく、いちいち提案を考えたり議論したりして時間がかかると、すぐ赤字になってしまいます。それならイエスマンに徹し、作業はなるべく少なく、人手は最小限で、なんとか赤字を出さずに済ませようというのです。こうしたデベロッパーと設計事務所との関係は、業界全体の構造的なものになりつつあります。デベロッパーは、マンション用地の取得前
マンション用地の取得前のボリュームチェック... の続きを読む
通販カタログが届くと、特に買う予定はないものの、何かおもしろいものはないかと、ぺらぺらとカタログをめくるのが好きな私は、そこから今年のトレンドを読み取っています。とはいうものの、あまりファッションに関心があるほうではなく、どちらかというと、いかに快適に過ごせるかという、インテリアの方に興味を持っています。今年の冬のテーマは、ずばり電気を使わずに快適に暖かく過ごすということです。カタログを見ていると
今年のインテリアのキーワード... の続きを読む
同居老人の持家居住率がきわめて高いのにひきかえ、独居老人のそれは低く、木造アパートや間借りの率の高さが目につくのである。いろいろな面で厳しい状態にある独居老人が、質の悪い住居環境のなかで、高い家賃を払って生活しているということになる。一方、同居老人の持家率の高さに問題がないわけではない。老後の生活を安定させるための自衛手段として、無理して持家を手に入れた人も多いだろうし、持家であるがために、生活と
日本の老人政策と住宅政策の問題... の続きを読む
第2位の栃木県下野市と第3位の山梨県中央市は、いずれも2006年に3つの自治体が合併してできた比較的新しい市。両市とも各項目全体的にバランスがよいのに加えて、大きな大学病院やその周辺に多くの病院・診療所をかかえているため、人口対比の産科医、小児科医などの医師数が充実しています。下野市の中央にある自治医科大学附属病院は、地域医療の充実を図るために設立された特色のある総合病院。大学で学んだ医師たちは自
上位は全体的にバランスがよく大きな病院がある街... の続きを読む
家を建てるとなれば、どんなに安くても1千数百万円はするのですから、誰もが慎重になるものです。慎重になるのはもちろんいいことなのですが、いざ「どこに家づくりを頼むのか?」を決定する段階になると、「やっぱり、信用第一のハウスメーカーの家だよ」とか「フランチャイズの家は本部が大きいから安心だね」ということになり、金額よりも会社のブランド(名前)で決めてしまいます。そして、ブランド住宅が完成します。ハウス
年間で800万円もの差が生まれる... の続きを読む
部屋がきまった数日後K君夫婦の招きで、どのような家具を入れて、どのように住むかというようなことの計画の相談に応ずるために、私も夫婦で一緒にそその部屋を見に行きました。四階のその部屋は、表情のかたい鉄のトビラを開けると、真白なプラスター仕上げの壁につつまれた、一つの畳敷の部屋と食堂兼用の台所、白タイル張りの水洗便所が、何か機械的な感じで配置されていました。それを見た瞬間に彼らの不幸の第一歩が始まった
画家にとって、住むための何かが不足している印象の部... の続きを読む
すでに貸出制度をはじめている自治体もあるが、早急に普及率を高くする思いきった方法はとれないものだろうか。足の踏み場もないような住み方(ひとり暮らし老人の住むアパートの10軒に1軒は必ず見られる)、そこで調理までするような住み方(いまだに七輪を使っている人もいる)などに対する安全指導と一体の対応がとられればより望ましい。火災の背景の多面性は、高齢者の生活の全体性を反映したものであり、住宅対策との連携
高齢化社会の防火対策... の続きを読む
一人暮らしをしている母が80歳を超えたころから、足腰が弱くなってきたので、一階の和室や玄関、それに風呂場やトイレなどを重点的にリフォームする予定でいます。転んだりしないように、段差をできるだけなくしたバリアフリーにする計画です。また、トイレや浴槽のまわりには、手すりをつけることにしています。母はまだ何でも自分でできるのですが、庭に出るベランダも、庭仕事の好きな母のために、出たり入ったりしやすいよう
一人暮らしの母のためのリフォーム... の続きを読む
家の中は、どうしても本が一杯になります。例えば、料理の本や雑誌などがどんどん貯まります。いらないものは処分すれば良いのですが、せっかく買った本をすぐに捨てられないことが多いので、増えても平気な収納方法があればリフォームしてみたい気分になります。でも予算がないので、ちょっとした希望は夢の話に終わりそうです。あるアイデアで本の収納場所は、廊下の部分に棚を作って本棚を作っているのを見ました。これも良いア
本にホコリがかぶらないリフォーム検討中... の続きを読む
吹き付けや張替えなど、いろいろな工法を紹介してもらったのですが、うちはサイディングという、今までの外壁に重ねて取り付けるような方法でリフォームしました。壁と壁との間に空気の層ができるらしく、冷えや熱を通しにくいようになるということでした。内装の壁を壊した部分は、断熱材を入れ替えてもらったのですが、出てきた30年前の断熱材は、もうヘロヘロになっていてこれじゃあ、寒いわけだ。なんてシミジミ思ってしまい
外壁のリフォームで寒さもやわらいで... の続きを読む
もともと一つだった土地を三つに分けた結果、それぞれの家は南北に向かって極端に細長い構造です。東西に窓をとれない関係で北側にも二階と三階に大きな窓があり、それぞれベランダまでついているのです。たしかにF家からすれば、六つ並んだ窓に正面から見下ろされている格好になっていました。まもなく入居した三家族は、いずれも小さな子どものいる若い家族で、礼儀正しく、気持ちのいい人たちでした。しかし、近所の人たちは素
一つだった土地を三つに分けた... の続きを読む
少なくても冷静な状況認識だけはしておきたいと思うので、その立場から言うと、自分のことはさておき、将来、つまりぼくの子どもの時代になると、男が家事、とくに調理をするのが、かなり普通のことになるのではないかと思う。そのためには、子どもは男女を問わず、調理に慣れさせた方がいい。そして、男の子の場合、子ども自身をその気にさせるには、父親が真似ごとでも調理をしてみせるのが一番だろう。まあ、これは家族それぞれ
子どもたちも入る厨房は開かれた場所になっていく... の続きを読む
家を建てるときこそが、新しい環境でのルールを覚えさせるのに最適なタイミングなのです。そのためには、設計士とプランを打ち合わせる段階から、愛犬の居場所をしっかり考えておく必要があるのです。また室内犬のように、屋内で飼いたい場合、特に床材に注意しましょう。フローリングの床には塗装をしていない無垢かワックス塗りの木材を使うことがベストです。カーペットの場合は汚した時や、部分的に傷んだ場合に備え、ブロック
フローリングの床には無垢かワックス塗りの木材を使う... の続きを読む
予備室と称して立派な座敷を欲する人と話しあってみると、たいてい、そこで自分の客をもてなし、食事を出すことを考えている(このもてなしの欲求の存在は、具体的には和室に鍋料理用のガス栓と換気扇をつけたいという形で現われてくる)。しかし、ぼくの家の場合を考えても解るように、こういうことは、そういつも実行できるものではない。ここでぼくは夢多き亭主から突然、冷静な建築家にもどって言わざるを得ないのだが、予備室
憧れの和室は、結局、客用の部屋になる... の続きを読む
住まいが人間をつくるというとオーバーな表現だと思われそうですが、子どもにとっては、まさにそこで人間性を育てる人間形成の場なのです。そのことを一番意識していないのは、実は父親かもしれません。高度成長期以来、父親は企業戦士となって、家を「飯(メシ)、風呂(フロ)、寝(ネル)」の場、ホテルと同じ程度の認識しか持たず、家族と過す時間をないがしろにしてきました。しかし住まいは、個人的な生活の場であるばかりで
社会の通路として存在する住まい... の続きを読む
部屋がかなり広ければ別ですが、四角い部屋に丸い家具は難しいものです。それより、部屋の角にきちんと収まる家具のほうが、ずっとすっきりして見えます。「好き」なものを集めれば「快適に暮らせる」わけではありません。「好き」でなく、まず「快適さ」から入るべきです。これはとても大切なことです。「好き」の気持ちを抑えて「快適さ」を優先させてみたら心地よかった、というようなことがあるに違いありません。例えば若い女
インテリアは好みよりも快適さを重視... の続きを読む
かつて訪れた外国の建築家たちが、口を揃えて絶賛したのもこの点で、彼らの目に映った、日本家屋の高度な規律と約束事だけによる空間構成は、まさしくそれ自身哲学であると、驚嘆を呼んだのである。中でも、ブルーノ・タウトやフランク・ロイド・ライトは、伊勢や桂離宮の伝統的日本美を世界に知らせ、水平線の強調された造型や寄せ棟風の落ちついた勾配屋根などを、自らの建築にも取り入れた。アメリカ西岸に多い高級住宅を多く手
日本の住文化の自在空間に惚れ込んだ外国の建築家たち... の続きを読む
築18年の鉄筋造り公営団地。新築当初からの入居者も多く見られ(郵便受けの名札の古さが物語っている)、引っ越して早や1年、挨拶する方々はほとんど高齢の方々です。朝のゴミ捨ても、杖や台車を使ってる方の姿をよく見かけます。そうした高齢者を孤独にさせない様々な工夫がここではされています。お茶会、カラオケ、ヨガ、囲碁、等々。とは言っても、そういう事が好きな方もいれば、苦手な方もいらっしゃるでしょう。そんなな
高齢化の波が押し寄せる公営団地... の続きを読む
最新の高層マンションでは、高級ホテル並みのサービスが特色となっています。これまでは、夜景をはじめとした眺望の素晴らしさがよく、取り上げられていました。この中から、抜け出すために、プラスアルファが求められました。住んでいると、他に任せたいこまごましたことが出てきます。家族の誰かがすればそれまでですが、マンションの管理のなかでできるならば助かります。たとえば、宅配物の預かり、クリーニングの仲介、エント
設備とサービスの高層マンション... の続きを読む
高層マンションのイメージはちょっと怖いと思います。というのも、高いところに住むことが想像できないからです。実は以前団地に住んでいたときも下の方の階でした。その後は一軒家に住んでいます。高いところでの生活は全くご縁がありません。たまに高いところで過ごすと言っても、ホテルに宿泊するときくらい。もちろん、旅行などで気持ちも浮かれているときくらいの話です。風が吹いたらゆれるのではないだろうか。地震のときの
高層マンションのイメージ... の続きを読む
私が住んでいる部屋の窓からは、見渡す限り団地が建ち並んでいます。その中でも建物の位置関係により、私の部屋の窓からは、6棟ほどの部屋の、ベランダが見えるようになっています。そのおかげで、1つ得をしている事があります。私はいつも、天気がはっきりしない時、テレビで天気予報を見る前に、自宅のベランダに出て周りに建っている団地のベランダを見ます。そこで今日は、お布団を干して大丈夫かな?雨は降らないな?という
主婦の鏡!団地の奥様方... の続きを読む
うちは千葉県の22階建ての高層マンションの7階に住んでいます。7階というと、やはり中層階で、眺めも日照も最上階と比べることができないし、それに、階上の部屋の生活音はいつもうるさくて、毎日我慢しなければなりません。ですから、私にとって、「かつて」の憧れは最上階の22階に住むことでした。でも、今年3月の東関東大震災で、この「憧れ」の高層階暮らしの不便さを肌で感じました。まずは避難する時、最上階から1階
地震時に感じた高層マンションの不便さ... の続きを読む
建築家には車好きが多く、そういう人は愛車のコックピットに座ると疲れが吹っ飛ぶ気分になるそうだ。大学院時代に製図助手だったFさん(現、電機大教授)もそのタイプで、当時最新鋭の日産フェアレディを乗り回しており、運転が面倒になって車を使わなくなりはじめた頃の私は、よく彼の車に便乗して帰宅した。Fさんの運転はかなり強引で、神風タクシーすら次々と追い抜いていくのだが、なにせ加速のいい車だから危なげはなく、彼
建築家には車好きが多い... の続きを読む
明治42年大倉土木組はフランスからアンネビック式鉄筋コンクリート工法を導入し、技師をまねいてこれを会得した。43年大倉土木組による築地海軍造兵廠材料庫の工事は、39年東京介庫兵庫出張所、42年清水組による深川渋沢倉庫、などとともに、わが国鉄筋コンクリート造の草分けの1つである。この工事で鉄筋コンクリート造に半信半疑だった技師連中は、コンクリート床をうち上げてから、仮枠をはずす勇気がだれにもなかった
関係者を唖然とさせたコンクリート造... の続きを読む
建設業の通念上の不名誉を挽回することを目的にしてはいない。一体にこうした通念の流布には、建設業の側にもそうとうの理由と責任がある。そのいくつかは本文にふれた。けれども通念よりも事実を、建設業の病理よりもその経営の体質と生理をかくことが、当面私の意図であった。病気をなおすにもその特有な体質の理解が必要ではないだろうか。近年とくにここ数年ばかり、建設活動がたいへん活発になった。市街地でも産業地帯でも建
建設業の病理よりもその経営の体質と生理... の続きを読む
組立ては施主と建設業の請負関係を中心にして、その周辺にいろいろな業務が付随しており、それらが分業的に分担される場合もある。たとえば設計・企画・工事監理・積算などの各業務がそれぞれ独立した経営体で代行されることもある。建築設計事務所やコンサルタント事務所・積算事務所などがそれだ。また元請としての総合工事業には職別・設備工事業などが下請関係をもち、材料や機械の供給にはメーカーや流通業者が関係する。そし
分業的に分担される... の続きを読む
私のガラクタ改造計画が進むほど、不動産価格の下落は底なしの様相を呈していた。わが家に投げ込まれるチラシの数もさることながら、「新価格発表」をうたい文句に、販売中の新築マンションが20%から30%と値下げされている。服や家具と同じく住宅のバーゲンが一斉に始まるなど、生まれて初めてのことだ。旧販売価格には大きく×が付けられ、うちはこれだけ安くしたという値引きの凄まじい競い合い。「マンションの場合、まと
底なしの不動産価格下落の中吉祥寺だけは値崩れなし... の続きを読む
最近では日本でも、「ルームシェア」「シェアハウジング」などという言葉を耳にするようになってきた。家族でも恋人でもない他人との共同生活のことである。それも、実家から離れて暮らす兄弟姉妹が文句を言いつつ一緒に暮らすイメージでもなければ、学生寮の一室の二段ベッド二台で貧乏学生四人が汚れた洗濯物に埋もれて生活するイメージでもない。それぞれ仕事を持った男女が、都市部の広々としたデザイナーズマンションで、気楽
他人と暮らすイメージの広がり... の続きを読む
私は頭が混乱した。うわごとのように、高圧洗浄をかければ何とかなりますよと言った。だが、U社長はそれも考えてみたが難しいと、首を振った。「こいつらは長期にわたって浴室床下に埋め込まれて、そのまま外壁を抜け、外付けの本管に接続されている。万が一、高圧洗浄をかけて薄くなった鉄管に穴でも開いたら、階下の部屋が水浸しになるばかりか、いよいよ使える排水管が無くなるのです。古い公団はほとんどが埋め込み式鉄管で、
修繕できず、引っこ抜くこともできない配管... の続きを読む