大きかったのは資産を取得する際の機動的な借り入れを認めたことだった。低利で資金を借りて、その資金も含めて投資が可能になった。そのことは2つの意味を持っていた。ひとつは投資規模の拡大だ。大規模再開発など巨大プロジェクトに関して、SPCの仕組みが使いやすくなった。もうひとつは利回りの引き上げ効果だ。低利で資金を借りて投資をすることで、投資効率がよくなるいわゆるレバレッジがかけられるようになり。それによ
資産を取得する際の機動的な借り入れが可能にしたこと... の続きを読む
危機の長期化サブプライムローン問題が起きてしばらくのあいだは、その影響は2008年までで、09年から回復が始まるとの見方が多かった。しかし、米国の金融システムは極度の緊張に陥った。さらに、住宅バブルの崩壊は欧州にも波及し、欧州市場は大混乱した。これを受けて米国は、不良債権を買い取る金融安定化法の枠組みを拡大解釈して、金融機閔の優先株を買い取ることを決めた。欧州でも英国などが公的資金を使って銀行に資
不動産へのマネー流入を支えた仕組みは見直される... の続きを読む
日本の土地問題は突き詰めると東京あるいは東京圏の問題だ、とよくいかれます。事実、地価ひとつ取り上げても東京が突出しています。地方ではそれほど土地問題は深刻化しておらず、大阪、名古屋圏も東京圏の異常さがどんどん膨れ上がっていかなければ、それにつられて問題化することもない、というわけです。また、東京圏の問題を処理できれば、他の問題はおのずと解決できる、という意味でもあるでしょう。この東京の異常さは東京
東京のメリット... の続きを読む
古民家を分解し、別な場所に手を入れたうえで組み立てて再生することがあります。長い時を経て醸し出す木の味わいは、すべて新しい素材でつくった家ではかなえられないものです。このように骨組みなどを他で再生させることのできる家もありますが、残念ながら廃棄せざるをえない家もあります。築年の古い家を壊さないまま、土地が売りに出ていることがあります。検討地に築50年の木造の家が建っています。建物は延べ面積80?で
古家がある... の続きを読む
「予告広告を出す際は本広告をいつ出すかを明記する必要があるのですが、当初予定していた時期になっても本広告が出ない物件があります。しかも突然、本広告が出たと思うと『即日完売』になる。なかには本広告が土曜日に出て、その日の午後に抽選している物件もありました。これではすでに見込み客が集まっているのは明らかです」(専門家)つまり、よほどの物件以外は時間さえかければ即日完売が演出できるわけだ。また、「第一期
即日完売が演出できる... の続きを読む
延べ床面積27坪ながら、なんと20畳もの広さのあるリビングダイニング、吹き抜けやロフト、アウトリビングもある、開放感あふれる家を建てて暮らしています。いったいどうやって、この土地でそんなことできたのか。気になりますよね。極限状況にあったSさんですが、勝ち札が2枚ありました。第一に、こういう土地は当然安いです。同じエリアで、面積がほぼ同じ土地に比べて、坪あたり10万円以上安かった記憶があります。第二
自分の欲しい住まいのイメージを明確に... の続きを読む
隠れたトーフブルメーカーに「擁壁」がある。Mさんみたいにきちんと土地の予算も算出して、土地探しの優先順位も決定して、とくに高望みしていないのに、こんな悲劇に襲われることがありえるのが、土地探しなんですよね。とくにこの事例は、よくあるケース。「擁壁」という言葉、土地関係の本には当たり前のように出てくる言葉ですけど、イメージできますか?傾斜している土地って。盛り上々してあるんですけど、それが流れ出ない
余計な出費の”両横綱”といえばこの2つ... の続きを読む
買った土地に、家が建たない場合もあります。げっ、マジかよ、そんな不条理なこと、あるワケないだろ。責任者出てこい。というあなたの主張はごもっとも。ですが、あなたはウブな人。不動産業界は、魑魅魍魎の暗躍する闇の世界。百鬼夜行のダークサイドに落ちてしまった悪徳業者もいるのです。会わないほうがいいタイプの責任者もいます。2005年から2006年にかけて、不動産の購入でお世話になった人が教えてくれました。「
買った土地に、家が建たない場合もある... の続きを読む
「私もそうなのですが、会員の心の中には過去に大変な負い目があるのです。それは、『いい家』でないものを造ってきたという負い目です。だから必死になるのです。その負い目は夢にまで出てきて、住み心地が悪いがために病気で苦しむようになってしまった人とか、断熱材がびしょぬれになっていて家が腐っていく様子や、大地震で倒壊してしまうことなどが浮かんだりするのですよ。夢の中であるとはいえ、それは工務店主にとっては耐
工務店主の負い目とは... の続きを読む
固定期間選択型の特約期間の短いタイプを利用している場合には、特約期間終了時の金利が大きくアップしているので、早めに対応するのが安心だ。他の金融機関への借換えを行うのか最も現実的だが、その場合にはより長期の安全性を重視した借換えになるため、当面の返済額の増額は避けられない。当面の返済は増えても、長い目でみてトクする道を選択することになるわけである。しかし、手元資金に余裕のある人なら、特約期間か終了す
特約期間終了後に「返済額圧縮型」で繰上げ返済... の続きを読む
カビに必要な栄養物は動物とよく似ていて、炭水化物や脂肪類などの有機化合物のほか、窒素化合物、リン、硫黄、鉄、マグネシウムといった無機物なども必要です。困ったことにこうした栄養物は木質系材料、石膏ボード、塗料、壁紙、畳、モルタル、漆喰などほとんどの建材のほか、塗料や接着剤、シール剤にも含まれています。こう聞くと、カビが繁殖しないほうが不思議といった感じで、やり切れない気持ちになってしまいますが、そう
カビが建材を栄養分として繁殖するには適度な水分が不... の続きを読む
固定期間選択型というのは、2年、3年、5年、7年、10年、20年などの特約期間中の金利か固定されているローン。特約期間の年数に関しては利用者が自由に選択でき、その特約期間終了後には再び固定期間選択型を選ぶか、変動金利型に切り換えることになる。再度固定期間選択型を利用する場合には、その旨金融機関に申し出て、一定の手数料を支払う必要があるのか一般的である。そうした申し出を行わないと、自動的に変動金利型
固定期間選択型は固定金利型ではない... の続きを読む
ガラスで野性と自分との間にバリアを張る。しかし内と外との境はできるだけ曖味にしたい。ゆえに中に植物を取り込む。自然の息遣いと匂いをゆるりと筒らせるのだと思う。これを最初に始めたのは、おそらくイギリス人ではなかったのか。僕は英国に何度も行った。一度は、オックスフォードなる大学の街にほんの短期間ではあるが滞在したこともある。そこで見たのは彼らの庭に対する相当な思い入れである。どんなにお金持ちでも、代々
自然の息遣いと匂いをゆるりと筒らせる... の続きを読む
春から一人暮らしを始める人、特に女性に気をつけて欲しいのがセキュリティーの有無。私も大学生になり、一人暮らしを始めたばかりの頃にとても怖い思いをしたので、私のような怖い思いをしないためにも一人暮らしのアパート・マンションは慎重に選んでください。まず、どれだけ家賃が安かろうと、夜道が暗い、人気のない道路付近の部屋はやめましょう。私の場合、22時すぎに帰宅したところ、マンションの駐輪場から変質者が飛び
物件選びは慎重に!!... の続きを読む
住宅のキッチンがオープンキッチンの方、有効に活用できているでしょうか。オープンキッチンとはダイニングとの間に仕切りがなく1つの部屋にあること。料理をしていて振り向けばすぐに食卓があるので家事導線が短くて済みますし、壁や仕切りがないのでお年寄りや妊婦さんには使いやすい間取りとなっています。小さいお子さんがいて一時も目が離せないなんていう人にもいいですね。しかし料理の臭いや煙が部屋中に広がってしまう、
オープンキッチンのある住宅... の続きを読む
非鉄金属は国内でほとんど採掘されないことから、非鉄金属メーカーはそのほとんどを輸入、それを精錬して、電線や乾電池極板、電子機器の材料などとして提供するのが中心である。鉱山開発から手がけているところもあれば、アルミ缶やサッシといった製品加工の専業もある。金地金や金貨などの販売を行っていたりもする。この業界の大きな特徴は、原料の鉱石や地金はもとより、電線や伸銅品といった製品まで、LME(ロンドン金属取
日本のアルミ製錬業... の続きを読む
設備に多額の投資をしたからといって、必ずしも高い家賃設定はできません。21世紀に入って、景気が上向いている時期でも、日本の勤労者の所得水準はほとんど上がっていません。今後も大きな伸びは期待できないでしょう。住宅費支出にはおのずと限界がありますし、原油の高騰が問題になっていた頃などは、さまざまな消費物価も上昇しました。「多くの投資をしたのだから、家賃設定は少し高めにしたい」という貸し主の論理は通用し
利回りを優先しすぎると……... の続きを読む
いろいろな提案の中で揺れ動いた子ども室であったが、現在の子ども室を見てみると、その設置の目的は様々であっても形式上は極めて独立性の高い部屋となっていることは共通している。少子化に伴い、子どもたちは、ますます独立した部屋を確保しやすくなっている。そうした部屋は、プライバシーという美名のもとに設けられたもので、内側から鍵をかけられれば親であっても中に入れない子ども部屋、というわけだ。こうした閉ざすこと
子ども室の位置から見た良い間取り、悪い間取り... の続きを読む
二〇〇七年の夏以降、欧米ではサブプライム関係で金融市場は混乱、これにより年金運用に大きな打撃を与えるだけでなく、景気への影響が懸念された。日本の金融機関では、サブプライム関連投資が一・五兆円程度と試算されていた。野村証券は一九九〇年代のCMBSでの失敗を教訓に残高は控えめであったが、代わりにみずほ証券という名が新聞紙上を賑わせていた。みずほFGでは六四五〇億円以上の引き当てが発生していたが、みずほ
損失を出した世界の金融機関... の続きを読む
毎日の新聞には不動産の折り込み広告が沢山入ってくる。綺麗な住宅の写真が沢山載っている。広告チラシには、公正競争規約に則って分譲物件の正確な所在地が記載されていなければならない。ところが、この「物件の所在地」が記載されない広告があるのだ。所在地が書かれていない物件は購入のしようがない。騙されることもない。そう思うだろう。それは間違いだ。騙される人がいるのだ。いや、正確に言えば、この広告は騙すための広
おとり広告とは... の続きを読む
風水における井戸の配置は、大切な意味をもっている。井戸は地面の呼吸にも似たところがあり、その土地の水の動きを感知して水位は上下しているからだ。地震時には、地動の変化によって井戸水が地上にまで噴き上がることもある。また、地震の予兆として、水位の上昇があったり、水が濁るなどの報告もある。したがって、井戸があるところに家を建てる場合、できれば井戸は塞がずに残しておく方が賢明である。どうしても塞ぎたいとき
井戸は息をしている... の続きを読む
マンション価格が最も安いのはバブル前である1980年代前半(第T上期)で、その価格は2500万〜2600万円程度で推移しているのがわかります。その後、バブル経済下での急上昇(第2期)を経て、バブル崩壊後(第3期)に一気に価格は下落しました。1994年から2005年ぐらい(第?期)は横ばいで推移しているものの、第1期の水準と比較すると平均価格は総じて高くなっているのが見てとれます。しかし、実際に購入
25年前と同じ返済額で、最新のマンションが購入でき... の続きを読む
昔は犬や猫は庭のある一軒家で飼うもの、といった感じでしたが、近年はペットブームの影響もあり、ペット可の新築マンションがほとんどです。ペット愛好家専用の物件や、各住戸の玄関内にペットの足洗い場が標準装備されている物件、マンション内に専用ドッグランがある物件まで出てきました。また、オプションとしてペットの出入り口付きのドアなども販売されています。今や「ペット可のマンションでないと売れない」という風潮さ
ペット可の落とし穴... の続きを読む
ポイントハウスとは団地が並ぶ光景に何か変化をつけようとして製作された異様な形状のマンションです。と言っても周囲の団地と同じ材料で作っているためあまり景観に大きな影響を与えているとは言いがたいところはあります。賃貸物件の一部として扱われます。その中でも珍しいのがスターハウスであり、三菱模様にマンションを建築したものがあります。内部はたいてい螺旋階段によって上昇することが多いのですが、エレベーターは設
賃貸物件に存在したポイントハウスとは... の続きを読む
私は以前賃貸マンションに20年間住んでいました。一人暮らしも含めてですが、20年間ずっと家賃を払っていたわけなんですね。周りからは、結婚したから分譲でマンションを買ったら?とよく言われていたんですが、なかなかそんな気にはなりませんでした。20年間住んでいたマンションの大家さんが、とってもいい方だったんです。私を信頼してくださっていた、と言うこともありますが、家賃が滞ったときにも、文句も言わずに「払
賃貸と分譲ってやっぱり分譲!?... の続きを読む
賃貸住宅情報には落とし穴が存在しているのです。では、どういったところを注意すればよいのでしょうか。落とし穴としてあるのが、畳の大きさなどに関する間取り図です。同じ間取り図でも広さが異なる物件が世の中には多く存在しているのです。畳一畳の大きさの違いであったり、ベランダの大きさだったというものです。間取り図を見ただけでは、広さの違いを判断することができないのです。その際に役立つのが、平米数です。これは
賃貸住宅情報の落とし穴... の続きを読む
同じ専有面積でも3LDKタイプもあれば2LDKや2LDK十Sといったタイプが用意されているケースもあります。いくら部屋数が多くても専有面積が同じなら住空間スペースは同じです。むしろ部屋数が多ければ壁の厚みや廊下が長くなるため一つの部屋のスペースは狭くなります。余裕ある広さを見る基本は、あくまで専有面積がいくらあるかで考えるべきです。夫婦に子ども2人の4人家族であれば、最低でも3LDKタイプ。余裕あ
永く住むならゆとり感のある広さが必要... の続きを読む
かつての日本の家屋は、素材そのものに美を見いだしていた。白木の柱や梁、磨き込まれた床や廊下、コテ跡の残る土壁に美しさを感じとっていった。化粧ではなく素肌の美しさを愛でる美意識が生まれていった。しかし、今の作り方ではビニールクロスを貼り、ペンキを塗る。素材感、質感はなくなり、表面に印刷された虚構が大手をふってまかりとおる。木目を印刷した天井板はあたりまえ、打ち放しコンクリート模様のビニールクロスなど
歳月だけがなしえる技を秘めた、地域の自然素材... の続きを読む
おひとり様業者はさておき、社員まで雇っているD不動産の日常業務は何をやっているのでしょう。彼らの日々の収入は、町内にあるマンションやアパート、駐車場の管理が主なものです。マンションやアパートでは日々生じるさまざまなトラブルに対処します。ちょっとした機器の故障などの設備のチェックから共用部や給水タンクなどの清掃、住民間のトラブルの処理など、その業務は多岐にわたります。ただ、彼らが直接扱う業務はあまり
町の不動産屋の仕事... の続きを読む
実際に物件を購入する時には、その会社が建てたほかの物件を見せてもらうことも必要だ。マンションの分譲は完成物件は少なく、モデルルームを見て、半年先に完成する物件を買う、いわゆる「青田売り」が普通である。すなわち、実際に自分の購入する専有部分がどんな形で完成するかは、想像するしかない。したがって、ほかの完成物件、それも最近の立地、価格帯が似ているものを参考にすればよい。それと同じものを買うわけではない
人任せにしてあとで悔やむ... の続きを読む
会議終了後、近くのホテルで懇親会が行われた。懇親会というよりも、実際は接待である。地価調査は1ポイント6万円で県から鑑定士に発注することになっているため、日頃から役人は接待を受けるのが暗黙の了解であった。時間も公務員に合わせて5時半から行われた。鑑定士もバブルの時代、この当時、不動産鑑定士もバブルの恩恵を受けていた。土地転がしが横行し、昨日買った土地が2、3日で倍になったという話がごろごろしていた
懇親会という名の接待... の続きを読む
一戸建ての魅力は、家そのものもさることながら、庭の広さに魅力があるのです。それを無視して「一戸建てなら何でもよい」という考えは捨てなければなりません。結局は、すぐに飽きてしまい、買い替えを考えるのがオチというものです。もちろんミニ開発がすべて悪いということではありませんが、問題はどの程度の土地の広さかということです。住宅のつくりの点では大差がないということを条件にして、はたして土地の区画はどこがよ
「土地の区画」2方向が開放の東南・南西の角地がベス... の続きを読む
なんでも鍵一つで事足りるという利便性に優れ、近隣との付き合いの煩わしさもなく、地方都市でも需要が高まっている。さらに核家族化や高齢化の進行で、マンション人気の動きに拍車がかかっている。快適な暮らしがクローズアップされるが、一方でマンションに住むということは、見知らぬ人との共同生活をするということでもある。ペットの飼育について、また最近では、ベランダに出てタバコを吸う「ホタル族」による受動喫煙につい
スラム化するマンション... の続きを読む
企業は先頭を切って借金返済や手元資金の確保を目指し、杜員の住宅、寮、保養所、工場跡地、資材置場、グラウンドなど遊休資産を次々と売却してきた。この決断は、積極的に資産デフレへ対応しようとしただけでなく、時には金融機関に対する借金返済という受動的な動機も大きい。加えて、減損会計制度など会計ルール変更によって売却せざるをえなかったなどの理由もあって、とくに90年以降は、不動産の整理、つまり資産リストラを
山場で即時に換金することに成功した... の続きを読む
販売戦略も似ている。テレビコマーシャルや新聞、雑誌による誘導、そして資料請求をすれば、そこにはきれいなカタログと飾られた言葉があり、そして実際にモデルハウスを見て購入意欲がわいてくる。ごく当たり前の自然な流れである。よくハウスメーカーの家づくりを否定する人がいる。それはそれでいいのだが、こうしたわかりやすさと手軽さを求めている人もいるのだ。その人なりに家づくりに求めるものが違うのだから、あながち間
ハウスメーカーの家づくりを求める購買層もいる... の続きを読む
プレハブ住宅は、どちらかといえば注文住宅の一種と考えられる。しかも、本格的な注文住宅と比較して、利点はたくさんある。まず、モデルハウスをみることが可能なので、選ぶ際に判断しやすいといえる。つぎに、注文してから完成するまでの期間が短い。注文住宅なら現場での建築工事にはいってからでも四か月以上はかかるのがふつうだが、プレハブ住宅はたいてい1か月半以内ですむ。さらに、建築の際、個別の設計は不要であるし、
プレハブ住宅とは... の続きを読む